平和な時代だからでしょうか?
最近、結論が出ない不毛な争いが多い気がします。
男女の性差
ミクロで見ると、仲良くやっている夫婦も当然いるのですが、
SNSでは、男と女の不毛な争いを良く目にします。
両者が感情的になり、自分の正義が絶対ですので、話は平行線です。
年齢差
若者曰く、年寄りは優遇され過ぎ。未来のある若者にもっと支援を。
高齢者曰く、俺たちは今まで我慢して来た。若者が支えるのは当然。
話は平行線です。
社会的階層
一億総中流は昔の話。
格差は世襲し、誕生の瞬間にある程度の未来は決まる。
上流と下流の意思疎通が、徐々に難しくなりつつあります。
左翼右翼
政治的な話や、あの戦争の話をすると、
左右どちらかのレッテルを貼られます。
ゆえに、話すことさえ躊躇するような時代です。
ただ、これに関しては良書に巡り合えました。
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自分の偏りを自覚しながら、
より良い歴史観や国家観を育てよう、という内容です。
日本の過ちばかり糾弾するのでは無く、かといって日本の過去を無条件に賞賛する事もしない。
左派と右派をつなぐ指針になりえる良書だと思いました。
残念ながら中道を取る作者は、
左派右派両方から叩かれているそうですが…。
こちらの対談が気に入れば、本を手に取って間違いないかと思います。



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