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資産分散について

投資

株式と債権は逆相関するので、株のリスクヘッジとして債権を使う。

と、投資の教科書やFPの参考書には書いてあります。

しかし最近は、株と債券が同じ動きをする事が多々あります。

では、資産分散はどのように考えれば良いのでしょうか?

債券は株価下落から投資家を守らない…ゴールドマン・サックスは2つの資産への投資を提案 | Business Insider Japan
ゴールドマン・サックスのアナリストらは、2025年は債券と株式が同時に売られることが多いが、ポートフォリオをボラティリティから守る代替手段があると考えていると述べました。
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資産額で違う

上記記事では、ゴールドと原油がリスク回避アセットとして挙げられています。

良い提案だと思います。

原油はともかく、ゴールドはETF【GLDM】が買いやすく、現物も比較的簡単に手に入れる事が出来ます。

しかし、駆け出し投資家には必要ありません。

余剰資金で運用し、かつ定期的な給与所得があるという前提ならば、株式フルインベストメントで資産最大化を図る方が良いのではないでしょうか。

株価暴落時にゴールドを売って株を買う動きは難易度が高いですし、そもそも資産額が少なければ分散の必要性を感じません。

人によって違う

私も多少資産が増えましたが、債権やゴールドは考えていません。ポートフォリオの通り、ほぼ株式一本槍です。

今のポートフォリオに行く着くまでに紆余曲折ありましたが、最終的には無リスク資産を厚めに持つ事を暴落対策としました。

あくまでも私の考えですが、相当な規模の資産家で無い限り、リターンが落ちるアセットは不要だと思います。

もちろん考えは人それぞれですので、分散している方が気分が落ち着く方は、

楽天、たわら、ニッセイ、eMAXIS Slim、これらのバランスファンドの中から、

株式・債権・リート等の比率がしっくりくる商品を選択すると良い結果が出そう。

私なら純資産を考えてeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を選択しますかね。

余計な事をせず、これだけを買い続ける投資は爆発力こそありませんが、とても良い戦略だと思います。

株と債権の関係

「100ー年齢=株式投資の割合」と教科書には載っていますが、

株式と債券の関係は、分散効果が発揮しやすい局面と発揮しづらい局面があります。

もちろん、暴落時の値動きは、債権の方が株式よりも圧倒的にマイルドですが、債券と株式の関係が逆相関と考えるのは危険です。

詳しい話はこちらの記事をおすすめ。

【ポートフォリオ構築のABC】番外編 なぜ株式と債券にも正相関が発生するのか | J-MONEY Online - 機関投資家・金融プロフェッショナルのための金融情報サイト
前回の第3回では、政策アセットミックスの策定方法についてラッセル・インベストメントの金武伸治さんに詳しく説明していただきました。この中で期待リターンやリスク、相関係数について触れたわけですが近年、株式と債券の相関関係が高まる現象が見られます...

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