証券口座が不正アクセスで乗っ取られ損害が出る問題ですが、顧客への被害補償の方針が定まりません。

ネット証券の不正取引
注意し過ぎるくらいでちょうどいい。
証券会社は1/2、1/4補償を考えていましたが、金融庁から全額補償への見直しを要請されたようです。
証券会社VS金融庁
金融庁は、証券会社に補償割合を強制する事は(表向き)出来ませんが、どうやら、なんらかの圧をかけているようですね。
新NISAも好調で、ようやく国民の預金を市場に流せるようになった矢先ですので、政府も必死なのでしょう。
しかし証券会社も「全額は無い」と抵抗しているようです。
たしかに顧客の大きな過失分をも補償となると、それは違う気がします。
などと、証券会社と金融庁の綱引きが続くのかと思いきや・・、
26日に野村証券が
野村證券は、証券口座が不正アクセスで乗っ取られ、被害にあった顧客に過失が無い場合、口座を不正取引前の状態に戻す方針を決めました。
IDやパスワードを他人に教えたといった顧客側の過失が無い場合は、現状回復してくれるようです。
大和証券やSMBC日興証券も、同様の補償に決定したようです。
こうなれば
SBI証券や楽天証券も、同じような補償にするしか無いでしょうね。
一顧客とすれば、ありがたい限りです。
まあ、しかし、私たちがやれる事は今までと同じです。
近日中に発表されるであろう証券会社の方針を理解。
多要素認証など証券会社が規定する防御策があるならば、今一度確認を。
落ち度の無いようにしておきましょう。
コメント