陰謀論がジワッと流行っているようです。神真都Q(やまとキューと読むらしい)という団体が、今年の1月~4月に新型コロナワクチン接種会場に侵入し妨害したため新聞の一面を飾っていましたね。
この団体は米国中心に広がるQアノンの日本支部を自称して、「ワクチン接種は犯罪」「プーチンは救世主」などという主張を広めているそうです。活動を見てみると、メンバーで「エデンの村興し」計画を進めており、メンバーからの資金や土地家屋の提供~云々(※wiki情報)とあり、私のような40代の方はどうしても、オウム事件を連想してしまうのではないでしょうか。
Wikipedia情報を見てみると、なかなか香ばしい情報が満載で、思わず読んでしまいますよ。
参加者は中高年を中心に6,000人とのことですが、何がそんなに心惹かれるのでしょう。毎日の生活がうまく行かず、その原因をなんらかの陰謀に求めることで、心が張れる・・といった感じかな、と漠然と思っていたのですが、次のような考えもあるようです。
世界は理性的に出来ていて、理性的に解き明かせるはずだと考える合理主義者は、世界を自分の認知的なコントロール下に置きたい。しかし、もはや世の中が複雑になりすぎているので、それが出来ない。そのために答えを陰謀論に求めてしまう・・というものですね。
なんとなく分からないでもないのですが、私が思うのは一つだけです。他にすることは無いのかなと・・。陰謀論、新興宗教、これらの何が問題なのかというと、他人に迷惑をかけるところですよね。他人に迷惑をかける、家族を崩壊させる、友人を無くす、このようなモノが良いものであるはずがありません。ちなみに米Qアノンは議事堂に突入して死者まで出しています。
このブログ界隈の方々は、効率的にお金を増やそうとしている「合理主義者」でしょうが、一銭にもならないものにお金を突っ込む、あるいは労力をつかう、とは思えないので、このような問題に引っ掛かることは無いので安心ですね😁
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