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度を越した節約は人生を貧しくするのか

アーリーリタイア

私は現在47歳ですが、30歳代は度を越した節約をしていました。

30歳代のマインド

サラリーマンの30~40代は、いわゆる脂の乗った時期になるのでしょうが、私は「貯蓄」と「メンタルを壊さないこと」だけを考えて過ごしました。

「貯蓄」に関しては、覆面調査員やポイント活動は当然のこと、自販機やコンビニで物を買わない、冷暖房は付けない、レジャーしない、節水、外食せず自炊、実家フル活用と、1円でも多く貯めることに躍起になっていました。

そして気が付くと、節約生活が当然になっており、資産の伸びにニヤニヤして過ごすだけの毎日になっていました。

人生の大事な時期ですが、キャリアや人間関係構築を放棄しました。

致し方ない

大学卒業から会社を辞めるまで、毎日、鬱々としていました。せっかくの休日でも「仕事」が心に引っ掛かり、心底楽しめないのです。

仕事に苦痛しか感じない私のような人間は、リタイアしない限り心の平穏は訪れません。

度を越した節約も、他に選択肢が無く、致し方なかった訳です。

「辞めるために働く」というなんとも空しい作業に20数年を費やしました。

セミリタイアなら、もっと早く出来ましたが、アルバイトでも辛くなる自信がありましたので、貯蓄に効率的な正社員を限界まで続けました。

私が羨ましいのは

仕事を楽しいと思える人、遊びと仕事の切り替えが上手な人には心底憧れます。

知人にもいますが、バリバリ仕事をこなし、家庭もしっかりと持っている人を見ると眩しくなりますね。

おそらく私の場合は、100回転生しても出来ない偉業ですから・・。

コメント

  1. きぶき より:

    たしかに仕事が楽しめる人に生まれたらそれだけで勝ちだわなあ
    まあでもセミリタイアできて今が幸福ならそれも勝ちかもしれん

    • decoy decoy より:

      そうですね。
      自分の資質を理解し、自分の幸せを掴めたのなら、それで満足。
      隣の芝生が青く見えているだけかもしれません。