ネット証券の不正取引が急拡大しています。
先月も有名な投資家が被害にあって話題になっていました。

インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引による被害が急増しています
被害と手口
4月だけで、不正アクセス被害4852件、売却された株式1481億円、買い付け(ボロ株の価格操作?)られた株式1308億円。
証券会社を装った偽サイトに誘導し入力させたログイン情報を使って口座内の資産を動かす、という古くからある手口です。
巧妙
古くからある手口ですが、証券会社を装ったメールは、なかなか巧妙です。
私のメールボックスにも週1通くらい来ますが、
「〇〇証券よりポイント付与のお知らせ」
「ポイント有効期限がせまっています」
「〇〇証券より重要なお知らせ」
つい開いてしまう件名がついています。
差出人表示は本家とは違いますが、上手く偽造しています。
実際、何度か開いた事はありますが、添付ファイルは当然開きませんし、メールに書いてあるリンクに飛ぶ事もありえません。
防御
添付ファイルやリンクを踏まずに被害にあったような都市伝説もありましたが、現在のところは、証券会社が勧める多要素認証を設定し、無用なメールを開かなければ防げます。
ただし、新しい手口は増えるものですので、情報収集はこれからもかかせませんね。
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