iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF【HDV】は、4月29日付で1口を5口に分割しました。
保有株数が5倍になりますが、株価が5分の1になるので、保有資産価値は変動しません。
とはいえ、【HDV】ホルダーにとっては、
今回の分割は好意的に受け止められる内容ではないでしょうか。
個人投資家を呼び込みやすい
高配当ETFは何かと比較されるライバルの【VYM】は150ドルを超えており、
価格面で差別化しやすくなりました。
日本市場で考えると、
・NISA枠の調整がしにくい
・少額積立で端数が出やすい
といった不便さがありましたが、20〜30ドル台になることで、
毎月1万円程度の積立層でも買いやすくなります。
流動性の向上
価格が下がることで、
- 少額売買
- 短期売買
- オプション取引
などが増えやすくなります。
出来高が増えればETF自体の存在感も高まり、結果として資金流入につながる可能性もあります。
「心理的に割安」に見せる効果?
これは半信半疑な部分もありますが、株式市場では昔からよく言われる話です。
実際の価値は変わっていないにもかかわらず、人はどうしても、
【HDV】分割前:130ドル → 高い
【HDV】分割後:26ドル → 安い
と感じやすい。
らしい。
理屈では同じでも、価格の見え方が投資家心理に与える影響は意外と大きいのかもしれません。
ETFとしての存在感を高めるために
AppleやNVIDIAのような大型銘柄も、株価上昇後にたびたび分割を行っています。
それだけ「買いやすさ」を演出する効果は無視できないのでしょう。
高配当ETFは、【VYM】や【SCHD】と比較される場面も多いだけに、
【HDV】にも存在感を維持するための工夫は必要です。
ホルダーとしては、こうした施策を積極的に行ってくれるのは素直に歓迎したいところですね。



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