新NISAから半年

　金融資産課税や社会保険の値上げが議論され、政府が鞭を打つ構えをしている中、唯一の飴である新NISAですが、1月から始まって早半年になろうとしています。

おそらく多くの方が、含み益が出てニンマリしている事かと思いますが、調子の良い時こそ、悪くなった時のことをシミュレーションしておき、有事に慌てないようにしたいですね。

それはそうと、新NISA絡みの記事（特にYahoo!ニュース）は誤解を生みそうな記事が多いです。

「今年来る暴落に備えよ」「オルカン一択に警鐘」「政府の陰謀」・・。

このあたりはブラウザを開く価値がありませんでした。

基本的に「専門家」の意見は話半分で聞いた方が良いですね。暴落に備えろと書いていた方は、毎年毎年暴落が来ると言い続けていますし、オルカン一択に警鐘という記事も、債券も買って分散しなさい、と今更な話でした。

私は、ペーパーアセットに限っては、基本的に何を買っても良いと思っています。

一つだけ確実なアドバイスがあるとしたら、

明らかに勝ち目の薄い商品は避ける

くらいです。

「明らかに勝ち目の薄い商品」とは同じような指数に連動しているのに信託報酬が高い、極端に手数料が高い、など手数料負けしてしまうような商品です。

ブログで情報収集をしているような人は、絶対に手を出さないでしょうが、トンデモ投資信託は大量に存在しますからね・・。

私は自分なりのロジックを組み立てアメリカ株に落ち着いたのですが「ノーロード＆低信託報酬の商品」の中から、どれが大当たりかを当てられるのは未来人だけです。

だからこそ、広く網を張れるオルカンが新NISA人気ランキングのトップになる訳です。

しかし、極端な論陣を張った方がひき・・があって面白いです。「オルカンが無難だよ」という記事を書いても、それこそ誰もブラウザを開けてくれないですね。