前回は、日本円無リスク資産について書きましたが、USドル待機資金についても少しだけ書いておきます。
ドル置き場所
1セントも増えませんが、SBI証券口座に放置しています。
ドル預金や外貨建てMMFはお勧めしません。
ドル待機資金
定期的に米国ETFの分配金が入金され、外国株を買うための待機資金として、米ドルを保有しています。
たまに証券会社のHPで紹介されている外貨建てMMFは、利率は良いですが、おすすめしません。
為替差損益や税金の問題が面倒です。
勘違いしやすいMMFの税制
外貨建てMMFの利率は4%を超えています。
「元本割れがほとんど無い」と考えれば、一時的に待機資金を置く場所としては良いように見えます。

「外国株を買うまでの待機資金の置き場所として利用するのでドル取引で完結。円転しなければ、為替は関係ない」
と考えてしまうのではないでしょうか?
しかし、売却時に買付時のレートより円安になっていて為替差益が出ている場合、ドル決済でも課税されます。
まとめ
外貨建てMMFは「利息」と「為替差益」が発生。売却時にそれぞれに税金がかかる。
売却時に円安に進んでいると、円転しないドル取引であっても、円換算で課税される。
安易に手を出すと、面倒くさい目に合うかもしれませんので要注意商品です。
なぜ「ドル取引で完結しているのに、円転したとみなして課税されるのか」は理解不能でしたので、そういうルールである、と認識しています。
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