昨日で1ドル=126円となっており、このところ円安傾向で為替相場が推移しています。そもそも日本は金融緩和で金利を低く抑えており、アメリカは3月に利上げを発表しました。
・・そりゃ、一方的な値動きになりますよね。
年初からの円の下落率は、対ドルで8.6%下落しています。ちなみにロシアのルーブルで9.7%下落ですので、異状な下げっぷりなのが分かります。原因の大半は、上記のアメリカ金利でしょうが、それだけでは、こんなことにはなりません。
- コロナ後の経済回復力鈍い
- 原油高、資源高
- 国内市場縮小
- 貿易赤字
このような要件により日本経済の魅力が薄れているのですね。このあたりが解消しないと、流れは止まりません。ただし、円安、円高、ともにメリットデメリットがありますので、一概に円安=悪とも言えません。
私個人としては、円安は歓迎です。資産の6割は米国ETFですので、円安が進むほど円ベースの資産は増えていきますし、リタイア後の生活の要が米国ETFからの分配金ですので、予算が増えて助かります。私はドル円のレンジを85円~115円くらいで考えており、退職後の試算は105円でシミュレートしています。資産形成が8割~9割方終了した私としては、穏やかな円安基調を望んでいます。
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