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【PFF】 ~米国高配当ETF~

etfETF

 今回も日本人大好き高配当ETFのひとつ、【PFF】(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)の分析をします。前回紹介した【HDV】とともに、私のポートフォリオに入っているETFです。現在は、資産の6%が【PFF】となっております。このETFの存在は知っているけど、中身が良く分からない方、多いと思いますので、これを機会に【PFF】の良さを知っていただければ幸いです。

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【PFF】とは

 上場優先証券とハイブリッド証券で構成された指数に連動する投資成果を目指す米国のETFです。
・・いや、よく分からないですワ・・。(^。^;)
 要するに、株主総会での議決権はありませんが、配当の支払いにおいて、普通株式より優先されるので、配当利回りが良い株式へ投資するETFだと考えれば良いかと思います。私たち日本人は、優先株式に馴染みが薄いので分かりにくいです。
 議決権など必要ないので、配当金を多く欲しい私のような投資家には、嬉しいETFですね。ちなみに提供会社は、以前記事にした【HDV】に引き続き、世界最大の運用会社ブラックロックです。

銘柄数505
総資産額169億ドル
配当金0.136ドル
過去12ヶ月分配金利回り4.64%
経費率0.46%
設定日2007年3月26日
2022年4月現在

 経費率は0.46%と米国ETFにしては割高ですね。投資対象が優先証券ということで、致し方無いかと思います。そして、やはり見るべきは4.48%という高配当、毎月分配、というのが一番の魅力です。

【PFF】保有銘柄・資産構成

銘柄名業種保有比率(%)
BROADCOM INC情報技術2.61
WELLS FARGO & COMPANY SERIES L金融1.63
BANK OF AMERICA CORP金融1.47
GMAC CAPITAL TRUST I金融1.29
NEXTERA ENERGY INC公益事業1.15
CITIGROUP CAPITAL XIII金融1.12
DANAHER CORPORATIONヘルスケア1.11
ARCELORMITTAL素材1.02
BLK CSH FND TREASURY SL AGENCYデリバティブ1.01
DANAHER CORPORATIONヘルスケア0.97
2021年2月現在

 資産構成は金融機関61.21%、資本財・サービス22.69%、公益事業14.82%、その他1.28%となっています。金融セクターが60%以上を占めていますが、昔から同じです。ゆえに、金融危機には脆弱です。私は体験していませんが、リーマンショックのときの下落率はエグイの一言ですね。

【PFF】株価推移

PFF

 金融危機では、ここまで下がる事をしっかりと知っておきましょう。狼狽売りをして痛い目に合わないように・・。50ドル付近から15ドル付近まで70%近くのナイアガラ。ぞっとしますね。
 ただし、平常時は非常に安定した値動きをしています。そして、2020年のコロナショック時は、底固い動きを見せていますね。S&P500よりも、下げはマイルドでした。

【PFF】分配金

2008年2009年2010年2019年2020年2021年2022年
1月
2月$0.161$0.179$0.190$0.169$0.163$0.149$0.112
3月$0.230$0.217$0.189$0.178$0.160$0.150$0.121
4月$0.255$0.250$0.208$0.180$0.173$0.151$0.136
5月$0.235$0.275$0.248$0.171$0.169$0.156$0.122
6月$0.246$0.272$0.243$0.166$0.169$0.156$0.146
7月$0.214$0.314$0.247$0.161$0.167$0.154$0.132
8月$0.208$0.233$0.308$0.165$0.163$0.150$0.164
9月$0.199$0.215$0.306$0.160$0.160$0.151$0.150
10月$0.220$0.208$0.228$0.159$0.157$0.148
11月$0.175$0.225$0.207$0.165$0.151$0.136
12月$0.614$0.497$0.464$0.318$0.209$0.249
1月は分配無し。12月に2回分配されます。

 上記の株価推移とは違い、分配金はリーマンショック時でも横ばいでした。アーリーリタイア後の生活費として、ある程度の額がしっかりと読めるのは大きいです。ただし、近年、少しずつ分配金は減少傾向になっているのが気がかりですね。ピーク時から比べると、25%超、減っています。

【PFF】まとめ

・株価の上昇は期待できない。
・高配当で毎月分配。
・分配金はゆるやかな漸減傾向。
・金融危機には株価は脆弱。ただし分配金は期待できる。
・平常時は安定した値動き。

 いかがでしょうか? 
資産形成期に、核として、このETFを据えるのは非効率だと思いますが、毎月一定のキャッシュが確保できるので、使い用によっては便利だと思います。(特にリタイアを考えている者にとっては。)平常時は、値動きも少ないのも魅力です。私も、【PFF】を長期で持っていますが、もし手放すとしたら、少しずつ減っている分配金が許容範囲を超えたときですね。キャピタルゲインが期待できないこと、経費率が高いこと、これらを考えると、配当利回り4%前半が私の決済のラインです。
 これからも、このETFの動きには注視しておきたいと思います。

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