普通のサラリーマンがアーリーリタイアするならば、何かしら捨てなくてはなりません。私は結婚を捨てました。
結婚して子どもが出来たら、必要な資産は跳ね上がります。パートナーの稼ぎが良かったり、資産持ちの場合は話が変わってきますが、そのようなことは稀ではないでしょうか。
私の場合はアーリーリタイアのために泣く泣く結婚を諦めた訳ではなく、そもそも結婚願望がゼロでしたのでラッキーでした。
以下、40代半ばを過ぎ、色々と拗らせた独身男が結婚について思うことです。
私は、多少のフェチはありますが、いたって普通に女性と恋愛(数は少ないですが)をしてきた人間です。では、なぜこんな性格になったのでしょうか。
過去を遡ってみると・・
中学3年生のときに初めて彼女が出来ました。今思えば、女性を好きになったのは、このときが最初で最後だったような気がします。かわいくて明るくて優しい子で、俺はなんてラッキーなんだと思ったものです。
しかし、高校が別になり自然消滅しました。関係を続けられたはずなのに、自分から壊してしまいました。
彼女が自分を好きでい続けてくれる訳がない、ふられて傷つきたくない、そもそも付き合ったのも周りに見せびらかして優越感に浸りたかっただけじゃないのか、など色々と理由を付けて関係を壊していまいました。
要するに、歪んだ高いプライド、異常な自己愛、これらの合わせ技で、逃げ出してしまった、ということですね。
その後も、何回かお付き合いはしたものの、楽しい、充実している、と思うことはありませんでした。
そして社会人になってから固まった私の考えは以下のような感じです。
- 結婚後の姿が想像できない
- 子どもが欲しいとまったく思わない
- 一人になれる時間がたくさん欲しい
- 相手がどう思っているか考えすぎて疲れる
- 日本の離婚率35%、リスクが大き過ぎる
本当に好きな人に出会えれば、考えも変わるのかもしれませんが、歳を重ねるほどに「一人が好き」という気持ちが真っ先に出てきます。
「初恋を拗らせたヤツの末路」か「先天的に結婚に向かないヤツ」なのか分かりませんが、アーリーリタイアの速度が上がったのは間違いのない事実です。
もし結婚してアーリーリタイアが遅れていたらメンタルがやられていたかもしれません。一方、結婚しなければ、老後に寂しくてつらい思いをしているかもしれません。こればかりは「死ぬ寸前の答え合わせ」でしか分かりませんので、深く考えても仕方がないことですね。
コメント