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心の狭い独身40代男が育休について思うこと

育児 雑記

 「三井住友海上保険は今年6月から全男性社員に、1カ月の育児休業の取得を促す。同社では、育児休暇の取得率は87%で取得期間は平均3.4日にとどまっていた」という新聞記事がありました。

 私が前の会社で営業をしていた時、育児休暇をとる方は、たまにおられました。もちろん口では、「おめでとうございます。たいへんですねえ。」とか言っていましたが、心の中では「くそが。」と、思っていました。大企業で人員の体制がしっかりしている会社なら良いと思うのですが、私が前に居た会社では一人欠けたら、そのしわ寄せがこちらにモロに来るのです。中小企業なんて人員ギリギリでやっていますからね・・。忙しくなるのに給料はそのまま、というヒドイ状況で、とてもストレスを抱え込んだことを覚えています。
 私の心が狭いのも原因ですが、人間誰しも損をしたくないという感情はあるかと思うのです。もし、これから育休をとられる方がいらっしゃれば、こんな思考をしている人も居るという事を知っておけば、いらぬ恨みを買わずに済むかと思います。

 少子化対策! 子供子供! と言われれば我々は口を閉ざさざるを得ないです。間接的に不利益を被っている独身男が居ることも、知って欲しいのですけどね・・。40代独身男なんて、救済優先順位最下層だと思いますが。(笑)

 この件に限らず、何か特権を得る、無償で何かを得る、この裏には誰かが損をしていることを忘れないで生きていきたいと思います。

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