スポンサーリンク

日本経済とウクライナ問題

ウクライナ 雑記

 2四半期ぶりのプラス成長となった2021年10月~12月のGDPですが、19年同期比には届かず、回復が遅れる日本経済の弱さがよく分かります。原油価格の高騰やドル高の影響で、食品や燃料の値上げが相次ぎ、これも消費の抑制に繋がっています。

西日本新聞より抜粋

 GDPで見ると、アメリカは21年4月~6月にコロナ前の水準を上回り、ユーロ圏も21年10月~12月に回復している。これに比べて日本は一歩、遅れている状況ですね。

 最近、垣根涼介著、涅槃・上下を読みました。戦国時代の梟雄、宇喜多直家のお話です。西の大勢力である毛利元就と、東の大勢力である織田信長に挟まれた備前(現岡山県)の直家が、どのように勢力を存続させたか。という内容ですが、直家は、商業を発展させ、自勢力を少しでも大きくするように腐心します。取るに足らない国では、大勢力から見向きもされず、交渉すらされずに、踏みつぶされるだけですからね。

 ロシアの一方的な侵略が、令和の世に通用するのかは、現時点ではまだ分かりませんが、世の原理は、昔から何も変わっていません。小さい国は叩き潰されます。
 各国の経済制裁でロシアが潰れてしまうことを期待しますが、それよりも日本は、一日でも早く経済的に立ち直り、「日本は、まだまだ健在である。」と強くアピールしなければ、コワイ未来が待っているかもしれませんね。

コメント