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暴力教師の思い出

先生 雑記

 2週間に1回は、学校の部活教諭の暴力事件が世を騒がせています。頻繁にニュースになっているのに、なぜ同じ問題が起こるのでしょうか。

  • 名門市立船橋高の男子バレー部顧問を逮捕。練習中、部員に暴行疑い。ミスに激高、髪引きずりボール投げつける。
  • 「消えろ」「クズ」平手打ち…女子柔道部の強豪・長崎明誠高校で体罰。「感情的になってしまった」
  • 「宿題忘れたら、小突く」「殴らない方が子供に失礼」いまだのさばる体罰教師の「理解しがたい屁理屈」

 私は現在46歳。荒い学校教育を受けた世代です。小・中学校時代の教師に「良い先生だ。」と感じる人は皆無でした。暴力教師は減少傾向でしたが、一定数は常に存在していましたね。暴力を振るわないにしても、要領が悪い生徒を、教師が率先して虐める光景を何度も目の当たりにしました。(ヤバイ事例をいくつも思い出しましたが、胸糞が悪くなるだけなので割愛します。)
 ただ、公立の小・中学校の教諭は、「話の通じない生徒」も相手にしないといけませんので、「調教師」になるのも必然だったのかもしれません。

 令和の暴力教師は、たいていクラブ活動に出没します。恥ずかしながら私世代が、加害者としてニュースになっているケースが多いです。クラブ活動という閉鎖空間で裸の王様を何年もやっていると、人間がダメになっていくのでしょうか? まさかと思いますが、いまだに昭和のやり方でやっているバカは居ないと信じたいところです。

 私自身の学生時代は、クラブ活動は楽しむもので、勝つことに拘る事もありませんでした。ゆえに、熱血部活界隈の事情はよく分かりません。

 しかし一般的に考えて、建前とは言えクラブ活動を教育の一環とするなら、法律を守れず、自分の感情すら制御できないような教師に、学生を指導する資格なんてありません。

 ・・と、思うのですが、スポーツに人生を賭けている子どもや、その親からすれば、また話は変わってくるのかもしれませんね。

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