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日経225の定期見直し

日本 株式

 9月6日に日経平均株価を構成する225銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表がありました。

OUTIN
日清紡ホールディングス任天堂
東洋製缶グループホールディングスキーエンス
スカパーJSATホールディングス村田製作所

 任天堂は「満を持して」という感じですかね。以前から入るという噂は流れていました。値嵩株であることで躊躇されていましたが、7月に発表された新しいルールにより、その懸念も払拭・・ということでしょうか? 

 今までは、値嵩株(値段が高い株)が日経225に入ると、その1社の値動きで指数が大きく動いてしまうところが問題でした。現在、日経225に入っている値嵩株で有名どころといえばユニクロですね。昨日終値で75,890円です。

 日経225の1社の影響が過大になることを抑えたいので、新しいルールによって、算出要領が変更されます。
新しいルールを一行で書きますと、
「株価換算係数を導入して値嵩株の影響を減らす。」です。
例を挙げた方が分かりやすいと思います。例えば任天堂とキーエンスなら、株価に0.1を掛けて算出されます。これにより、日経平均全体への影響を小さくするわけですね。ちなみに継続性重視ということで、既存の銘柄は変更しませんので、ユニクロやソフトバンク(6倍)等の影響力の大きさに変化はありません。

 このイベントにより私たち個人投資家は、どう動けば良いかですが、下記あたりの見解で良いのではないでしょうか?

 10月1日以降の日経平均採用銘柄の株価順位では、ファーストリテイリング(ユニクロ)に次いで、2位:キーエンス、3位:任天堂、村田製作所は17位だが、日経平均株価算出の際には「株価換算係数」で調整される。換算係数調整株価では、キーエンスは35位、任天堂は41位、村田製は29位となり、3銘柄の指数へのインパクトは限定的といえそうだ。
 とはいえ、日経平均型のインデックスファンドへの新規組み入れ需要から、リバランスの発生する9月30日大引けまでは堅調な動きが期待できよう。

岡三オンライン証券 日経平均採用銘柄定期入れ替え ~任天堂、キーエンス、村田製作所を採用~から抜粋

 ※以下、完全に余談です。

 キーエンスという会社は、株式に触ったことがある方ならご存じかと思いますが、営業利益50%超、驚異的に収益率が高い企業として有名ですね。キーエンスの営業さんの話は一度は見た方が良いかと思います。面白い&ためにもなるかもしれません。

曰く

  • 超管理営業スタイル。
  • 激務、分単位の日報。
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