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楽天証券&銀行の改悪について

悪化 投資

 ※2022年2月1日改訂。同日クレカポイントも改悪となりました・・。

 昨年初~年末にかけて、楽天証券・銀行・市場の改悪が発表が続きました。このブログ界隈の方なら、おそらくご存じでしょうが、かなり多岐に渡ってマイナスの制度変更がありました。皆様は、どのような対応をされたでしょうか? 私は、引き続き楽天証券・銀行は使用しますが、楽天証券で保有している投資信託は、SBI証券に移すことにしました。

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私に直接関係のある改悪ポイント

 では、改悪の件を、私にとって痛い順にあげていきますと、

  • 投資信託資産形成ポイントの大幅改正。旧:月末時点で持っていた投資信託の残高に応じてポイントを付与 → 新:月末時点で持っていた投資信託の残高に応じて指定残高達成時に1度だけポイントを付与。
  • 楽天銀行の普通預金利率変更。旧:年0.1% → 新:300万円以下の部分0.1%、超える部分0.04%。アーリーリタイア後の日本円置き場にする予定でしたが、少し考える必要が出てきました。
  • 楽天買い物マラソンポイント付与 1万P→7千Pに引き下げ。
  • 楽天ペイのポイント付与率 楽天カード払い2%→1%に引き下げ。
  • SPU(スーパーポイントアップ)の対象「外」が増えました。私の場合は「楽天でんき0.5倍」が消えてしまいました。
  • 楽天市場ポイント付与対象 税込み→税抜きに変更。

 他にも多岐にわたって改悪がありましたので、要チェックですね。

投資信託の引っ越し

 私は、楽天証券が年末に発表した「投資信託資産形成ポイントの改悪」をみて、動き出しました。楽天証券のこの発表の翌日に、SBI証券にて「投信お引越しプログラム」が発表されました。要するに「投資信託の移管で発生する手数料を全額SBI証券で持ちますよ。」というプログラムです。たまにキャンペーンでやっていましたが、今回は無期限です。完全に楽天証券をターゲットにしていますね。

 持っていても1円も付与されない楽天証券に投資信託を置いておくメリットなど、何一つ無いですから、このプログラムを利用して投資信託の移管作業に入りました。楽天証券からの移管は1銘柄につき3300円かかります。これが移管後にSBI証券からもらえるわけですね。

 やり方はアナログですが、難しくはありません。

  1. 楽天証券HPから投信口座振替依頼書をダウンロード。
  2. 依頼書と身分証明書を郵送。(郵送料金は楽天証券持ち)
  3. 手続き期間は約2週間。その間、楽天証券で投資信託の取引不可。
  4. 手続き完了後、SBI証券で投信お引越しプログラム申込書をダウンロード。
  5. 移管費用の領収書と投信お引越しプログラム申込書をSBI証券に郵送。(郵送料金はSBI証券持ち)

 以上で終了です。私は2022年1月に手続きをしまして、積み立てていた2銘柄を楽天証券からSBI証券へ移管します。

楽天証券の投資信託

 楽天VTI、楽天VTという、楽天証券でしか購入できない投資信託があった時期は勢いがありましたね。今は、それらより信託報酬が安い、SBI・Vシリーズが人気です。
楽天VT 信託報酬0.212 → SBI・VT 信託報酬0.1438
楽天VTI 信託報酬0.162 → SBI・VTI 信託報酬0.0938
 もちろん信託報酬が全てではありませんが、純資産も近いうちに追い抜かれていくのではないでしょうか? そして、現状の楽天証券、最強の武器が「投資信託積立設定時のカード決済で5万円まで1%ポイント付与」ですが、昨年夏にSBI証券もカード決済5万円まで0.5%ポイント付与、ゴールドカードで1%ポイント付与がはじまりました。
 ゴールドカードを持つ前提なら、SBI証券が「現状」最強ですね。しかし、今回の楽天の改悪のように、いつSBIも改悪されるかは分かりません。ゆえに、両方の口座を開いておいて、その時々のサービスの良い方に素早く反復横跳び出来れば良いですね。

SBI証券の投信マイレージサービスポイント

 楽天証券でいう「 投資信託資産形成ポイント 」をSBI証券では「投信マイレージサービスポイント」と言いいます。商品によってポイントは違ってきます。こちら↓を参考にどうぞ。もちろんこちらは、所持しているだけでポイントが入ります。

SBI証券

 私の場合は、下記2銘柄が対象です。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.0365%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.05%
 各社が信託報酬0.01%を争っていることを考えれば、これを貰えるのと貰えないのでは大きな違いだと思います。

まとめ

  • 冒頭で書いた通り、楽天証券・銀行まだまだ使用しますが、保有投資信託はSBI証券に引っ越し。
  • 今後の投資信託毎月積立は、楽天証券カード決済5万円、SBI証券カード決済5万円、プラスアルファはSBI証券で購入、となります。
  • 裏技的に、楽天証券カード決済5万円分購入後、即、決済。500ポイントだけもらうという方法もありますが、さすがにどうかと思いますので、今まで通り、
    eMAXIS Slim先進国株式インデックス85%
    eMAXIS Slim新興国株式インデックス15%
    で、楽天、SBI両方から、積み立てを続けます。ある程度積みあがったら、またお引越しですかね。
  • SBI証券でのカード決済でポイントを付与するために、三井住友カードゴールド(NL)を入手しました。これによりSBI証券でも5万円の投資信託積立設定で500ポイントをもらうことができます。(昨年の夏からポイントが付与されていたのに、カードを作るのが遅かったですね。反省しています。)
     三井住友カードゴールドに関しては、キャンペーンや年間費無料の話が盛りだくさんですので、別途記事にしたいと思います。

 最近は楽天証券が息切れしており、SBI証券に押されています。この2社が互角に戦ってくれないと、消費者にとって嬉しいサービスが出てこなくなりますので、楽天証券には本当に頑張って欲しいと思います。

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