トレンドが変わりつつあるのでしょうか。ダウ工業株平均は90年ぶりの8週連続下落となりました。結構インパクトのある数字ですので、個人投資家の中には不安になる方、チャンスと考える方、いろいろと増えてきているようです。
先日、このようなニュースがありました。
「タレントの厚切りジェイソンさんが勧める通りに投資したら資産がなくなった、許さない」という声が多数出て、厚切りジェイソンさんがプチ炎上中とのことです。銀行の窓口で推奨されるような金融商品を紹介したのかと思って記事を読んでみると、米国株インデックス投資で長期分散積立するという、いたって無難でまっとうな手法でした。
投資は自己責任という基本中の基本が分かっていない方々ですら、米国株投資をやり始めたことに少し不安を感じますが・・大丈夫でしょうかね。
さて、お気の毒なジェイソンさんは置いておいて、最近の下落の原因ですが、先行きの景気情勢への不安があげられます。米国のインフレとその対策である金融引き締め策、ロシア問題、コロナ問題、と不安になる要素はいくらでも出てきます。悪い予測でいくと、「再び新型コロナウイルス禍の安値を試す」と予想する方もいるようです。
私は、テーパリングにより急激な上げ相場には、なりにくいと思いますが、米国経済自体は堅調ですので、大騒ぎするような時期ではないと思っています。インデックス投資家なら、なおさら、増額したりせずに、いつも通りの継続投資が出来れば最終的に幸せになれるのではないでしょうか。
ちなみに、ダウ平均、S&P500など、主要指数がズルズルと下がっていますが、どの銘柄が原因かと言いますと、ハイテク株の下げが非常に強いからですね。よって私のメイン銘柄であるHDV、SPYDについては、軽症で済んでいます。
- S&P500は年初来 マイナス16.6%
- ダウ平均は年初来 マイナス12.2%
- QQQ(ハイテク銘柄代表)は年初来 マイナス26.2%
- HDVは年初来 プラス5%
ただ、これはHDVやSPYDが優れているから、というわけではありません。下げが少ない分、コロナ回復期の多大なる恩恵を、あまり受けられませんでした。
今の相場を見ていると、VGTかQQQあたりが欲しくなってウズウズしてきますね。どこまで我慢するかが課題です・・💧
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