足の引っ張り合い社会

　最近とくに思うのですが、社会全体で足の引っ張り合いをしている風潮が強くなっているのを感じませんか？

　例えば煽り運転。ニュースになるほど酷くなくても、自分の車の前に他人の車を入れるのを極端に嫌がって、車間を詰める人が増えたような気がします。

　例えばクレーマー。最近のニュースで「高速バスの運転手がサービスエリアのフードコートでカレーライスを食べている」とのクレームがバス会社に寄せられたとのことです。手間をかけてまで、頓珍漢なクレームを入れるところに驚きを感じます。

　そして会社でも同じです。自分を磨いてスペックを上げるのではなく、他人の粗探しをして、他人を落とすことで自分より下へ追いやる。こんな光景を数多く見てきました。（底辺ならではの光景かもしれませんが。）

　「他人が得をすること」が「自分が損をしている」と強く・・感じる人が増えてきたように思います。

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　多い少ないの差こそあれ、このような感情は誰しもが持っています。しかし、文章にしてみると、本当にみっともないです。

「他人の車を前に入れたら損をする」「他人が得をするのが許せない」「仕事が出来るヤツの失敗を見つけて密告しよう」etc･･。

　誰に自分の姿を見せる訳でもないのですが、４０代後半になってまで恥ずかしい生き方をしたくないので、私も再度、自戒しなければいけないと感じる今日この頃です。

　※「日本人はよその国の人よりいじわる行動をする」という知りたくない話ですが、↑の本は、一度読む事をおすすめします。