8月も半ばとなりました。電車通勤していた頃は、学生さんが夏休みの時期は混雑度が比較的緩やかになるので、嬉しかったものです。
子どもの自殺率が一番多い時期をご存じでしょうか? 9月1日の周囲が最も増えるようです。夏休み明けに、またあの地獄に戻らなければいけないのか、と思うと絶望してしまうのも良く分かります。特に子どものときは、コミュニティが学校だけになりがちです。世界の中心が学校だと、そこの居心地が悪い場合は、逃げ道が無くなってしまいます。
"9月1日"始業式の日に自殺する子どもたち
多くの地域で夏休みが終わり、新学期が始まる9月1日。その日が恐怖でしかない子どもたちが、自ら命を絶つ。いわゆる“9月1日問題”。データが明らかになったのは2015年のこと。原因や動機には学業不振や家庭問題、…
昔は学校に行かないと周りの目が厳しかったですが、今は大丈夫。選択肢がたくさんあります。人生のレールから外れてしまう怖さがありますが、崖っぷちに追い込まれる前に早々に逃げだして、ゆっくりと心と体を休めましょう。おかしいのは自分じゃなくて学校ですからね。
しかし「年間自殺者は2万人以上」「10代の自殺は年々増えている」と、この国の未来はどうなるのでしょう。最近はとくに、多くの方が慢性的にイライラしているように感じます。
せめて自分くらいは、余裕をもっておおらかに生きたいと願う今日この頃です。
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