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円安について

為替 アーリーリタイア

 円安が進行しています。政府が為替介入して流れを変えようとしていますが、上手くいっていません。それもそのはず、各国との金利差が現在の円安の主な要因であるので、小手先の介入では大きな流れは変わらないのです。

 ドル円相場を見てみますと、アメリカの利上げは止まりません。11月、12月にも利上げがあることは間違いないので、利上げ額次第で円安の流れが、さらに早くなるでしょう。

 ゆえに、円安を何とかするなら、日本は政策金利を上げるしか無いわけです。ですが、これをすると、政府の借金の金利負担が増えますし、住宅ローン金利の上昇で不動産市場にも悪影響が出ます。さらに、住宅ローンの返済等にも影響が出ますので、結果、政府は動けない、何もできない・・というのが現状のようですね。

 少し前までは、有事の円買いと言われていました。確かに台湾やロシア問題のときに一瞬は円高に振れました。が、やはり大きな流れには逆らえないのでしょうか。すぐに円安基調に戻りましたね。


 ・・という、困った状況(?)なのですが、このような問題は、私のような一市民にはどうしようもありません。そして私個人が、円安で困ることもありません。

 むしろ、私の所有する資産は、米国高配当ETFが多く配分されています。ゆえに、日本から出なければ、円転時の分配金が増えるので嬉しいです。私は1ドル=90円~110円くらいで人生設計を練っていますので、今の状況は最高ですね。(米国株の買い増しはタイミングが難しいですが。)

 円高になるほうが困りますので、政府には今後も、妙な動きをしないことを切に願います。

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