アーリーリタイアの設計をするとき、条件の一つとして考えなくてはいけない項目の一つにインフレ率があります。有名な「逃げ切り計算機簡易版」にもインフレ率の項目はありますね。何%で考えるかは人それぞれですが、日本の場合は、政府が主導してインフレにしようとしていますので、インフレするものとして、計画に盛り込まなくはなりません。
と、いうことをふまえて、下記のような記事がありました。(有料版でしたので、無料部分の途中までしか読んでいません。)

まず、大前提として、私はインフレ政策には大反対です。だって、自分の資産が相対的に減らされる訳ですからね。特に私のようなアーリーリタイアを考えており、労働収入が無くなるような人は誰しも困るのではないでしょうか? インフレ主導の理由は、簡単に書いてしまうと、物価が上がる→企業の売上が上がる→設備等に投資→給料が上がる?→・・のようですが、給料は上がる気配がありませんよね。(給料が上がっていない話はこちらへ。)
そもそも、日本は物価が高いです。生活するための費用が高い国ランキング(GOBankingRatesの調査2020年)によりますと、日本は8位アジアで3番目に生活費が高い国であり、世界中の国の80%を上回っています。ちなみにアメリカで23位ですね。
上記の記事から少し抜粋しますと、
「1円だって上がるのもイヤだというほど、あなたは貧乏なんですか?」 渡辺さんは問いかけます。記事後半では賃金や物価を上げるには何が必要なのか聞きました。大事なことは「安いことはまずい」という認識だ、と渡辺さんは話します。
https://www.asahi.com/articles/ASP970GSYP8JULFA00R.html
本記事を全て読んでいませんし、発言を切り取って書いてしまうのも何ですが、私は1円だって物価が上がるのはイヤです。(笑) ゆるやかに自然にインフレしていくのなら納得できるのですが、「政府のインフレ主導=資産課税=悪」という図式が、リタイアが見えてきた私の意見です。
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