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ゲーム業界について

game 雑記

 小・中学生のときは、ファミコン、スーファミが全盛期でした。アクション系よりも、じっくり遊べるRPGやシミュレーションゲームが好きで、キングオブキングス、信長の野望、ファイアーエムブレム、ドラクエ・・、時間を忘れて遊んだものです。

この世代の方は、子どものとき「将来はゲームを作る仕事がしたい!」と思った人も多いのではないでしょうか。ドラクエの新作を買うのに徹夜で並ぶような熱狂時代でしたからね。

そんなドラクエを制作している、あの頃の憧れの会社「スクウェア・エニックス・HD」が、純利益69.7%減、221億円の特別損失と景気の悪いニュースを吐き出しました。一時期は7,000円に迫りそうだった株価も4,800円まで落ちてしまいました。

FFの映画で大爆死して以来の巨額特損ですが、量から質への方向転換で、採算の見込めない部門を閉じた為に発生した損金です。ファンとしては「約束された名作ドラクエ12」に割かれる力が増えるのは望むところですよね。


世界の市場規模26兆円と言われるゲーム市場ですが、今後苦しくなるのは間違いないかと思います。

開発費も巨額になり「コケて爆死」は今や許されません。そして現在の状況として、5年以上前のゲームが遊ばれ続けらる傾向にあり、世界的に新作ゲームが売れなくなっています。マインクラフト、Dead by Daylight、グランド・セフト・オートをはじめ、スルメゲーと呼ばれる作品のおかげで、1本のゲームを永遠に遊ぶ人が増えました。

さらに娯楽コンテンツの増加により、ゲームで遊ぶ時間が減りました。人間の1日=24時間は決まっていますので、他の娯楽が増えるとそれだけゲーム需要が減るのは仕方がない事です。

コロナ巣ごもり需要でゲーム業界が一時活気づきましたが、なかなかに現状は厳しく、今後も右肩上がり、とはいかないでしょうね。

来月は、Steam夏セールがあります。セール作品ばかり買ってしまいますが、少しだけでも業界の売り上げに貢献したいと思います。

※私の主張とは逆に「世界規模ではゲーム業界は拡大するかも」という記事はこちら。

ゲーム市場26兆円の覇権は誰の手に?世界でたたかうクリエイターたちの最前線 - “ゲームプラネット” 〜超巨大市場を戦う者たち〜
急成長する世界のゲーム市場。どうすればグローバルヒットを生み出し、ゲーム業界で生き残ることができるのか?ゲーム開発に奮闘するクリエイターたちの最前線に迫ります。

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