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日本型職務給

労働 雑記

 岸田首相は1月23日の施政方針演説で、「構造的な賃上げ」を実現するため、「リスキリングによる能力向上支援、日本型の職務給の確立、成長分野への円滑な労働移動を進めるという三位一体の労働市場改革を、働く人の立場に立って加速します」と発言しました。

 簡単に考えれば、年功序列をやめて、職務の価値に対応した賃金が支払われるアメリカ型の成果主義に移行したいのでしょうね。少しずつ崩壊しつつある年功序列ですが、いまだにベースとして残っています。成果主義に変えれば、日本の生産性の低さが改善されるとの予測なのでしょうか?

日本型職務給は構造的賃上げを後押しするか

 若者には良いでしょうが、私たちロスジェネ世代にとれば悪夢です。一つの会社で長く勤めている人は、安月給で若い時代を耐え続け、さあこれからというときに、急にはしごを外される事態になります。目も当てられませんね。
 まあ、そのための「日本型」職務給なのでしょう。乱暴な制度改変はしないと思います。・・具体的にどうするのかは謎ですが。

 しかし、これはそもそも政府が決めることなのでしょうか? 民間企業が個々に決めることではないでしょうか? 公務員から始めるのかもしれませんが、公務員の仕事は明確な数字で成果が見えないものが多いです。そのあたりどうなのですかね?

 ロスジェネ世代は、常に困難に見舞われる運命のようです。同志の方々は、いつか報われる日が来ると信じて、生きていきましょうね。

コメント

  1. きじゅ より:

    もはや呪われた世代とでもいった方がいいんじゃないか?

    • decoy decoy より:

       どの世代で生まれるか、なんて贅沢をいえばキリがないのですが、
      わたしたちには、常に逆風が吹いている気がします・・(^^;)