スクリューフレーション・・ご存じでしょうか? 私は先日、新聞で読むまでは聞いたこともありませんでした。
中間層の貧困化(Screwing)とインフレーション(Inflation)を組み合わせた合成語。中間所得層の収入が伸び悩む一方で、生活必需品の支出が増える状況を指す。米国で2010年代から、この傾向を示す造語として使われるようになった。
引用:https://senken.co.jp/posts/fb-term-211222
まさに今、起こっている現象ですね。
この10年でみた物価は、生活必需品が1割以上値上がりしているのに対し、ぜいたく品は横ばいです。
ここ最近の状況はより顕著で、コロナ禍での経済の混乱やウクライナ問題により、生活必需品の値上がりはさらに激しくなっています。一方、賃金はと言うと、ご存じのとおり横ばい・・どころか、下落しています。
先日、この10月には値上げされる食品が6000品目におよぶ事が報道されました。原材料価格の上昇や円安が要因のようですが、前回の調査から約1.8倍値上げ品目というのは、なかなか衝撃的な数値ですよね。
もはや、銀行に貯金していても、この状況を考えれば、相対的にお金が減っていきます。投資をする人としない人とでは、差がどんどん広がって行くのではないでしょうか。資産の一部は、ある程度のリスクをとって運用しないと、どうしようもない時代になってしまったようです。
貧乏アーリーリタイアを目指す私のような人間には、歓迎出来ない状況です、が・・これは「一個人が悩んでも意味が無い問題」です。
私たちは今まで通り、節約、投資を続けて資産を積み上げて行きましょう。
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