何度か書いていますが、私は1977年生まれで大学卒が2000年。所謂、氷河期世代、ロスジェネ世代と言われる層に分類されます。
当ブログの世代の定義
氷河期世代1993-2004学校卒
ロスジェネ世代1975-1982生まれ(上記の中心層)
まあ、色々と割を食った世代です。荒れる学校、バブル崩壊、受験戦争、非正規雇用増加、就職難・・。特に「まともな会社」への就職は狭き門でした。少し前ですが、以下のような悲痛な声があがっていました。
この件に対して「時代のせいにする人って、どの時代に生まれても文句言ってる」という事を言って揶揄する人がいたのですよね。
確かにそのような意見もあるかと思います。飢えない日本で生まれただけで勝ちだという意見も分かります。
でもねえ、同じことをしていたのに、少し前ならOKなのに自分の世代になるとNG、となると捻くれもしますよね。同世代から言われるならまだしも、違う世代から言われても、反発しかわきません。
生まれた時代のせいにしないとやってられませんし、その方が精神衛生上も良いのです。↓のような、この世代に対する政府の積極的な支援があるので、事実、そういうことですよね。
私は少ない資産ながらも、アーリーリタイアが出来るくらいになりました。しかし、自分が人一倍努力したとか、能力があったわけではありません。ただ運が少し良かっただけです。
神頼みや占いなど否定派の私ですので、矛盾しているのですが、運気ひとつで人の生き死にや貧富が大きく変わってくるのは避けられないです。自分が生まれ落ちた時代も、また運ですよね。
最近、老荘思想の本を読んでいるので、少し思考が引っ張られているのかもしれませんが、「無為自然・・何もせずあるがままにまかせること」・・このようなワードが妙にしっくりくる今日この頃です。
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