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FIRE卒業

卒業 アーリーリタイア

 2010年代に「FIRE※1」がアメリカで広まり、その10年後の2020年代に、日本で「FIRE」というワードが周知されるようになりました。「FIRE」が流行る前は、「ロウカイ※2」と言っていましたね。
※1 FIRE=Financial Independence, Retire Early
    =経済的自立と早期退職
※2 ロウカイ=労働からの解放

 ところが、またまた新しいワードが出てきました。次は「FIRE卒業」らしいです。

ついに現れた「FIRE卒業」ムーブ。不穏な米国株と物価高のおかげで“勝利の方程式”はあえなく崩壊。SNS上は「再就職大変そう」など嘲笑の嵐 | マネーボイス
これまで多くの若者たちの間で持て囃されてきた、経済的に自立し早期リタイアを目指す「FIRE(Financial Independence, Retire Early」だが、ここに来て「FIRE卒業」なるワードがSNS上で大いに取沙汰されてい...

 「FIRE卒業」には2パターンあるそうです。

その1 見通しが甘かった。

 このタイプは、SNS上で煽られ嘲笑されています。見ていて気持ちの良いものではないですね。株安やインフレで資産が減り、労働せざるを得ない状況に追い込まれたパターンです。
 ただ、慎重な方ならこのような事にはならないかと思います。とんでもない株価安がおこっている訳でもありませんので、今の状況で資産が無くなるなら、そもそも見通しが甘すぎたと言われても仕方がないですね。

その2 無職生活に飽きた。

 こちらのタイプの方が多いそうです。刺激がなく生き甲斐がない生活は、つまらなく耐えられなくなる。「隠居して縁側で読書」的な生活をする人はごく少数派・・、とのことです。
 しかし、私のような人と会うのが大嫌いな社会生活不適合者が、労働の場に舞い戻るということは考えにくい、というか考えられません。「1日中図書館に籠って、それに勝る幸せは無い。」と思うような人間がFIREを目指すと思っていたのですが、違うのでしょうかね?

 私も、1年4カ月後にスタートする完全リタイアは、もちろん初めての経験ですので、どうなることやら分かりません。もしかしたら新境地に達するのかもしれませんね。

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