令和4年4月から年金制度が改正されました。アーリーリタイア界隈の方は、年金についてはアンテナが高いと思いますので、知っている方も多いのではないでしょうか。改正項目が何点かありますが、自分にとって重要な部分だけ抜粋しますと、
- 繰下げ受給の上限年齢引上げ。
老齢年金の繰下げの年齢について、上限が70歳から75歳に引き上げられました。75歳まで繰り下げると増額率84%です。 - 繰上げ受給の減額率の見直し。
繰上げ受給をした場合の減額率が、1月あたり0.5%から0.4%に変更されました。以前より、繰り上げし易くなりました。60歳まで繰り上げると、減額率24%です。(改正前までは減額率30%でした。)
年金制度自体の不信感はいったん横に置いて考えますと、今回の改正点は、利用者にとって有利な改正となっています。まあ、75歳まで繰り下げる方は、本当に稀だと思いますが・・。
上記以外の改正点については、日本年金機構のHPをどうぞ。
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2022/0401.html
年金に対しての考えは、十人十色だと思いますが、私は、アーリーリタイア後も年金の支払いは続けます。私が年金受給資格を得る20年後くらいまでは、年金制度も大丈夫だろうという楽観的未来観測から満額払おうと思ったわけです。改正のあった繰り上げ繰り下げに関しては、そのときの自分の健康状態次第ですね。
年金制度が信頼できないから支払いません、という考えもよく分かりますので、どちらが正しいかは分かりません。アーリーリタイア系のブログをいくつか見ても、払っている方、払っていない方、半々くらいではないでしょうか。
ただし、支払わないにしても、免除申請はきちんとして未納にはならないよう注意しましょう。
私の年金見込額はこちら。
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