先日、政府は国民年金の保険料納付期間を、現行「60歳まで」から5年延長し、「65歳まで」の45年間とする検討に入りました。これは、以前も検討されていましたので、そろそろ本腰を入れて進められるかもしれませんね。

国民年金「納付45年に延長」案でSNSに集まるブーイング「ほんとにどう生きていいのかわからん」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
10月15日、政府は国民年金の保険料納付期間を、65歳までの45年間とする検討に入ったことが報じられた。実施されれば、現行の20歳以上60歳未満の40年間から、5年間の延長となるため、世間では厳し
上記記事には「SNSに集まるブーイング」と書かれていますが、60歳以上になっても働く人(日本人男性の8割)にとっては、メリットがある制度です。
大きい変化としては、60歳以上になっても働く人には、今まで増えなかった基礎年金部分が増えるというメリットがあります。もし、60歳以上からも同じように、基礎年金の半分を国庫負担してくれるなら、本当にお得ですよね。効率よく基礎年金を増やすことができます。
しかし、私たちのようなアーリーリタイア志望組には悲劇です。5年間も年金の払い込みが伸び、さらに60歳から働く人の基礎年金国庫負担分も、税金として負担しなければなりません。
私はアーリーリタイア後も、年金は満額払い込む予定でいました。制度が(アーリーリタイア組にとっての)改悪になれば、免除申請も検討しなければなりませんね。
ただし、この問題は個人の力ではどうしようもない問題ですので思い悩んだり考えても仕方がありません。決定してから、各々にとって最善の手法を模索することにしましょう。
コメント