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離職する人が少ない会社

転職 雑記

 離職する人が少ない大企業ランキングという、私が今更読んでどーすんだ、という記事を読みました。こういう記事を見てしまうのは趣味ですね。

「離職する人が少ない大企業」ランキングTOP100
大企業で早期・希望退職の募集が増えている。東京商工リサーチによると、2020年に早期・希望退職者の募集を開示した上場企業は93社、判明している募集人数は1万8635人となった。リーマン・ショック直後の2009年に…

 以下ランキングです。

1位は信越ポリマー 勤続年数は20.4年で離職率0.9%。日本株に詳しい方なら、みんな大好き信越化学工業系の樹脂加工メーカーですね。信越化学工業の右肩上がりチャート↓は惚れ惚れします。

親会社の信越化学工業のチャートです。自己資本比率80%越えの優良企業ですね。


2位は三井不動産 離職率0.6%、2019年度の平均給与が1273万円、有給休暇取得率は82.8%、平均残業時間は月7.1時間・・そりゃ入りたいわ。(笑) 不動産業はブラックが多いのですが、頂点企業はさすがに一味違いますね。
3位は商船三井 離職者数1.0%。またもや日本株に詳しい方なら大注目の海運ですね。コロナショックの底値で拾った方は、ウハウハでしょう。2020/3/17 1487円→2021/9/1 8710円。エグイ!

さすがに今更インできない・・。

 ランキングを見ていたら、株の話に脱線して行きそうになりましたが、これらの会社群は、しっかり勉強して、いわゆる良い大学に入っておかないと、「一般学生」は学歴フィルターで跳ね返されますね。なんだかんだ今の時代も、選択肢が増えますので学歴は大事です。

 ロスジェネ世代の私が、三流大学から新卒として入った商社は、有休消化率5%、平均残業時間は月90時間、3年以内離職率3割くらいでしたね。この頃は、中卒9割離職、高卒6割離職、大卒3割離職と言われていた時代ですので、普通だったのでしょうか? ちなみに私は、入社3年目に体と精神に危険を感じましたので、転職しました。

 ランキングを見ていたら、離職率の低い会社=高給という等式が成り立ちます。「特技」が無い方は、素直に勉強して、良い大学から良い会社に入る事こそが、より大きな資産を築くことができる最短の道だと再確認しました。後は、運も大事ですね。たとえ良い会社に入っても、上司ガチャ、部署ガチャに外れたら、これまた困ったことになります。

 組織の活性化や経済変化への対応には、一定数の人員の入れ替えは必要になりますが、新卒がポロポロと辞めていく組織は明らかに歪です。新卒にしても転職にしても、よりよい組織を選んで、効率良く資産を築いていけたら悦ばしいですね。

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