アーリーリタイア計画を作成する際、「〇歳で〇万円貯める」という計画を立てるかと思います。そして必要な資産を考えるとき、目安として「4%ルール」が、世間一般では良く言われています。年間の生活費の25倍の資産を貯めて、年利4%の運用益で生活を回すという考え方ですね。
ただし、もちろん、考え無しに4%ルールを採用してリタイアしてしまうと、(私も含めて)詰んでしまう人が出てしまいます。人それぞれ、お金が無くなる事に対する耐性が違いますからね。
私は、新卒で入社した会社を3年で辞めました。再就職までの1~2年、貯めたお金が減っていく感覚は余命カウントダウンのようで耐え難いものがありました。ゆえに、私のアーリーリタイア計画は、少し余裕を持った計画を心掛けました。「DIE WITH ZERO~ゼロで死ぬ」という最高に効率の良い生き方は、私には無理です。理想ではありますけどね。
反対に、お金に対する耐性が高い人にはこのような生き方もあります。
この方は、資産400万円からのサイドFIREですね。私も、以前の会社に居続けたとしたら、精神的に耐えきれず、「えいや」と少ない資産でも勢いで踏み込んだかもしれません。
現在している仕事から離れても何とかなるような、お金を稼ぐ能力のある方なら、何とでもなるかと思いますが、私のように一度サラリーマンの輪から脱すると、もう二度と稼ぐことの出来ないような人間は、どうしても慎重にならざるを得ません。「4%ルール」も、まったく参考にしていません。年利4%の運用益を出し続ける自信はありませんからね・・。
働くことによる生命力&精神力減少と、辞めてからお金が減る精神力減少を天秤にかけて、バランスの良いところでリタイア出来ればベストですので、自己分析は就活時以上に練っておくのが良いですね。
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