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もう一度アーリーリタイアについて考えよう

アーリーリタイア

 2008年から始まったアーリーリタイア計画ですが、ゴール・・、というかリタイア生活のスタートまで、あと11カ月となりました。「FIRE卒業」なんて言葉も出てきましたので、失敗しないためにも、ここらでもう一度、アーリーリタイアについての考えをまとめようと思います。

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なぜアーリーリタイアしたいのか。 

  • 一人が好き 人がたくさんいる場所が苦手です。一人でいるときしか心が休まりません。
  • 働きたくないでござる 職場や職場の人間への強い嫌悪感、さらに精神的に脆いので、働くことにより心にダメージを負いやすいです。こんな私に天職などありません。労働は総じて罰となります。

アーリーリタイアを支えるお金

お金がなくなって「FIRE卒業」とならないよう、シミュレートを重ねてポートフォリオを考えました。下級サラリーマンのサラリーが主な原資ですので、万全とは言えません。

米国高配当ETFをメイン、全世界株式投資信託をサテライトとした、ペーパーアセットと現金だけの、分かりやすいポートフォリオです。10年分の生活費を現金で持つことにより、多少の不況には耐えられると思っています。

アーリーリタイアすることで失うもの

  • 収入 年功序列でこれから上がっていく給料や退職金を捨てることになります。もちろん定期的なサラリーも無くなります。お金が減っていく怖さは、転職時に味わいました。あの時よりも資金は豊富ですが、どんな気持ちになるのかは、リタイアしてみないと分かりません。
  • 社会的信用度 中年、無職になりますので、信用度はゼロになります。クレジットカードやローンは厳しくなり、世間的な信用度も下がります。ただし、クレジットカードは事前に対策、世間的には無職だと言って歩く訳でもないので問題ないかと思います。
  • 結婚 中年の無職と結婚したい人間はいませんので、結婚は難しくなります。幸いなことに結婚願望がゼロですので、問題はありません。
  • 過度にお金のかかる趣味 ファットFIREではありませんので、華美な生活は出来ません。私は贅沢が嫌いではありませんが、大金を使わずとも幸せを感じられる安い人間ですので、問題ありません。
  • 人との繋がり 職場で築いた社会的な繋がりを失います。ですが、私の場合は、むしろ1日でも早く断ち切りたいと思っています。「関わりたくない人に関わらずに済むこと」が、アーリーリタイアの大きな目的の一つですからね。補足:人間関係リセット症候群

大きな病気をしたらどうするか問題はナンセンスかと思います。早死リスクと長生リスクを天秤にかけ、自分が納得できるなら早く辞めるも、定年後まで務めるも、ともにメリットとデメリットがあります。

アーリーリタイア

私の場合は、FIREの区分で言いますと、Lean FIREとなります。潤沢な資産はありませんが、ミニマリストゆえ、少ない予算でもなんとかなると判断した上でのリタイアです。

○○ショックや、大不況など怖いですが、金銭的な欲求はきりがないので、どこかで折り合いをつけないと一生、したくない仕事を続けなくてはなりません。

労働が大嫌い、一人が好き、清貧な生活にストレスを感じない、という恵まれた(?)アーリーリタイア特性を持っていますので、お金が尽きること以外でFIRE卒業とは決してならないでしょう。

お金と健康の不安はおそらく一生続くでしょうから、上手に付き合っていこうと思います。

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