行き過ぎた円安が続いている今日この頃ですが、投資の調子はいかがでしょうか。私は定期積立の投資信託は変わらずそのままですが、新規で購入することは躊躇しています。
まず、日本株についてですが、教科書通り輸出産業は円安が追い風になっています。また5大総合商社も、円安、資源高、インフレを追い風に、軒並み決算予想が上方修正されていますね。ただ、ロシアを絡めた地政学的リスクが怪しいので、資源依存度の高い三菱、三井は資源価格次第で何かあるかもしれません。総合的にみると「コロナ禍の買い場」は当の昔に終わっていますので、積極的に買いたいステージでは無いかと思います。
続いて、アメリカ株ですが、買うのは躊躇してしまいますよね。1ドル=105円くらいが、普通だという認識があるので、現在の140円という状況で買いに走るのはなかなかに胆力がいります。私も握力が強い方ではないので、ドル資産を円に換えたくなってしまいます。
ただ、「それをするならFXでやれ。」という話になります。株を投資のメインに据えているなら、自分で考えたポートフォリオを崩すようなことをしては、一時は儲かっても、長い目でみるとマイナスになるかと思います。
投資信託には「為替ヘッジ有り」の商品がありますが、私はお勧めしません。長い目でみると、ヘッジコストが痛すぎます。また、短期で売買するなら、わざわざ投資信託を選択する必要はありません。
つまり何が言いたいのかと言うと・・、とくに買い場では無いので、おとなしくしておきましょう。ということです。( ´艸`) もちろん、定期積立はそのままで。
このような方は居ないとは思いますが、逆張りで失敗した人の記事を貼っておきますね。
記事のような、トンデモ失敗をしている方はさておき、
おそらく現在、皆が思っていること、それは、
「アメリカが政策金利を上げることが確定していたのに、なぜ、あのときにFXしなかっただろう。」
これでは、ないでしょうか。
アメリカで政策金利を上げる話が出た段階で、債権が下がること、円安になること、は、「ほぼ」約束された未来だったのに、何もしませんでした(できませんでした)。情報をしっかり判断できる方は、労せず一財産作っているのでしょう。このようなときに、自分の才能の無さを感じますね。
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