アーリーリタイアを決めたときから、出世や競争から距離を置きました。資本主義経済圏は勝ち負けの世界です。競争から離脱するのは敗者になることを意味します。しかし私の場合は、この方法しかメンタルを守る手段が無かった訳です。
物心ついたときから、自己顕示欲や承認欲求が人一倍強めでした。義務教育期間中は、まだカースト上位にいて矜持を保っていましたが、高校より上からは、だんだんと自分の能力の足りなさが分かってきます。
三流大学に入学したときには、自分の人生のカーストが「下」であることが、はっきりと分かってきます。そして卒業後、営業を3年やりましたが、予想通りまったく通用しませんでした。
侮られたくない、自己顕示欲が強い、承認欲求が強い・・、なのに能力が低い、これはとても生き辛いです。
妄想の世界へ逃げ込みました。「ある日突然かわいい女の子が言い寄ってくる」「宝くじが当たって大金持ちになる」、そんな生産性がまったくない妄想の世界へ。
歳をとって、ほんの少しずつそのような欲求が落ち着いてきましたが、くだらない自意識が顔を出して苦しむことがまだまだ多いです。
人と比べたくない、比べられたくないのであれば、人と会う機会を減らせば良いのです。最低限度のお金を作って引き籠れば良いのです。幸いにも一人で居ることを苦に感じませんから。
「面倒な人と関わりたくないからアーリーリタイアする」と何度も書いてきましたが、その中にはこんな真意もある訳です。
最後に・・、私の心情を理解できる方は、このような匿名ブログを始めることをお勧めします。溜まったものを吐きだす場所も必要だと思います。
コメント
自分の場合一回リセットされるといいのですが、時間がたつとだんだん本性の残念さがばれてきてダメになっていくパターンです。
だから知っている人が全く入れ替わった時が一番いい時です。
例えば高校入学時とか大学入学時、就職時とか
時間がたつにつれどんどん嫌われていきます。
これもつらいです。
人間誰しも、何らかの悩みを抱えているものですね。
少しニュアンスが違いますが「人間関係リセット症候群↓」など、ういこさんなら分かってくれるかも…。
人間関係リセット症候群
基本的に人間不信とか敬意を持てないわりにじゃあ嫌われても平気かというと実際嫌われたらうろたえてしまう。
この何とも言えない面倒で残念な性格は何ともならんところがつらいな
承認欲求は消せと言われて消せる類の物じゃないしな
分かります。
私も自分の性格を変えたいと足掻きましたが、
「後天的には変えようが無い」と悟りました。
まったく役に立たない結論ですが・・↓
上手に折り合っていくしか無いのでしょうねえ (^^;)