スポンサーリンク

新興国株式の必要性

新興国全世界 投資

 先日の変化が苦手の続きになります。お題は、新興国株式はポートフォリオに必要か否か。「変化がに苦手」にも書きましたので、結論から言いますと、

長期投資なら少し持っていても良いかもね。

です。

スポンサーリンク

新興国株式が欲しくなるデータ

参考:内閣府 第3章人口・経済・地域社会をめぐる現状と課題

 お馴染みのこのデータですね。2060年のアジアの伸び予想が凄いです。日本が落ちるのはともかく、アメリカとヨーロッパがここまで衰退する未来が私にはあまり見えません。

 補足として書いておきますが、韓国はいわずもがな、中国も18年頃より人口オーナス期に入りました。一人っ子政策による人口ピラミッドの歪さが徐々に出始めています。インドネシアとインドは2040年頃までは人口ボーナス期が続くと言われています。そしてご存じの通り、アメリカも人口が増え続けている国ですね。

新興国株式が不要になるデータ

 そこそこ長い期間、先進国株式と新興国株式をインデックス投資している人は、パフォーマンスの悪さから切り捨てた方も多いのではないでしょうか。以下、私の投資データです。

 上がeMaxis Slim先進国株式、下がeMaxis Slim新興国株式。同じ時期に積立スタートしています。少し前まで新興国株式は6%+くらいでしたので、これでも盛り返しております。しつこく買い続けておりますが、日の目を見るのは、まだまだ先になるでしょうね。

 基本的に先進国が落ちると、真っ先に新興国へのお金が流れなくなり、それ以上に落ちてしまいます。以下VOOとVWOの2015年から現在までのデータです。

 ここだけ切り取るとさすがに一方的な気がしますが、基本的にはこの動きです。国際社会の流れが大きく変わるくらい持ち続けないと、報われない気がします。

 いじわるついでに、8年分のトータルリターンとボラティリティの、2015年から現在までのデータです。・・、イラネってなりますわね。)

さいごに

  • 現状は、先進国が不況になると、新興国へ流れるお金が真っ先にストップし、新興国は先進国以上に落ちます。
  • 上記円グラフ2060年のアジアに近づくなら、社会情勢が大幅に変わります。そうなれば、新興国株式は跳ね上がりそうだが、何十年先になるか分かりません。(そんな日は来ないかもしれません。)
  • ETFならVT、投資信託ならオルカンを買っているなら、それで十分かと思います。
  • 新社会人が今から投資を始めるなど、長い投資期間があるなら、サテライト的に買っても楽しいかもしれません。

コメント