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就職氷河期世代と幸運

氷河期 アーリーリタイア

 何度か書いていますが、私は1977年生まれ、所謂、「就職氷河期世代」になります。当時、就職活動は厳しく、大体的に募集していたのは、飲食、先物、パチンコくらいでした。このあたりの業種は、高確率で長時間労働、パワハラ、低賃金の3点セットがデフォルトになっていました。入社してみないと分からない、と言ってこれらの業種に就職した同期は全員、2年以内には辞めていましたね・・。大卒就職率が60%弱の時代ですので、買い手優位のつらい時代でした。

 私は商社に入社しましたが、ご多分に漏れず、上記3点セットが付いてきまして、3年で退職しました。土日祝が休み、という事だけが良かった会社で、楽しい思い出など何もありません。若干のパソコンスキルと忍耐力を磨いた3年間でした。

私は2000年に大学卒です。

 現在、日本には、同志の氷河期世代が1961万人います。このうち2割超が非正規、無業者が42万人、完全失業者が36万人です。行政も、この世代へ集中的に支援をしてくれているのですが、現在はコロナの影響でなかなか上手く行かないようですね。

 私は幸運でした。三流大学卒の転職など、給料が下がり続ける負のループに陥るのがデフォルトですが、なんとか2社目で踏みとどまり、勤続19年目に突入しています。パワハラ、低給料は変わりませんが、長時間労働から解放されたのが本当に救いでした。
 精神を病まずに踏みとどまったこと、実家との関係が良く1社目を辞めたときも路頭に迷う心配が無かったこと、2社目に入社してから投資とアーリーリタイアを知ったこと、これらの事由により、ロウカイ一歩手前までこれた訳ですね・・。
 残り少ないサラリーマン生活です。最後にコケるのも馬鹿馬鹿しいので、無理せず、マイペースに消化していきたいと思います。

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