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アーリーリタイアと転職

転職 就職氷河期

新卒1年未満の転職理由ランキング381人アンケート調査という記事がありました。

これによると転職した理由は、
1位:人間関係が悪い 2位:長時間労働・休日への不満 3位:仕事内容が合わない 4位:休日内容と現実が違う 5位:給料が低い ・・
と続いていました。このあたりは昔も今も、あまり変わらないように感じました。

新卒1年目の転職は厳しい?転職理由やタイミングを381人にアンケート調査
入社1年未満に転職したことがある381人にアンケート調査を実施し、転職理由をランキングにしました。人間関係、給与、勤務地など、さまざまな理由で早期離職を決意する人がいることがわかりました。

私は大学卒業後、2000年(平成12年)が初めての就職となります。インターネットが進化しつつある時代で、多少の情報はネットで情報が探れました。しかし、今ほど有益な情報も得られず、結局は就職センターや先輩の口伝の方が役にたつように感じましたね。当時は就職氷河期で、三流大学出身の私への就職先は、外食企業と商品先物企業が50%という体感だったような気がします。

私は中堅の専門商社にBtoB営業職として入社しましたが、3年で転職しました。(詳細はこちら) 転職理由は、上記「新卒1年未満の転職理由ランキング」1位~4位まで全て、ですね。(笑)
この商社、書面上は就業時間9時~17時20分で年間休日125日でした。働いてみると、実質就業8時~22時、年間休日125日、年次休暇は不幸事しか取れませんでした。当時は、社会全体そして業界全体が不景気な状態でしたが、営業ノルマは厳しかったですね。(この時に、アーリーリタイアを朧げながら考えました。)

結局、入社してみないと分からない事が多いです。特に人間関係など、入社前に見えるはずもないですね。貴重な新卒カードを使うけれども、「人生、運も大事よ」ということでしょうか。ですが、冒頭にも書いた通り、今はネットで昔よりは情報を格段に集めやすいです。所謂、目に見えている地雷は避けられます。ブラック企業大賞とか、ネットですぐに調べられます。 

しかし、これまた、そのまま鵜呑みにするのはマズイですよね。例えば、最新の2019年の大賞が三菱電機株式会社となっています。(2020年は中止だったらしい) 確かに、パワハラ事件が新聞沙汰になっていて、その字面を見ているだけで胃が痛くなる内容を見るとぞっとしますが、この会社の平均年収は806万円との事です。「就職偏差値」で見ると上位企業ですので、メンタルが強い人には気にならないでしょう。給料が安くても休みが多い方が良い、給料が高ければ激務でも良い、・・など、人それぞれ抑えるべきところが違います。

最後に、上記記事では「新卒1年以内に転職してよかったですか?」の回答に良かったと思う人が9割を超えていました。私も転職組ですので分かりますが、新卒1年目で辞めたら、次の会社は、ほぼ確実に給料などの待遇が下がります。運が悪い方は、次の会社もハズレを引いて、どんどん下がっていく負の連鎖に陥る危険性もあります。大事な「新卒カード」を使った会社ですので、一時の感情で決めずに、冷静に考えてから答えを出した方が良いかと思います。

と、書きましたが、私は、ほぼ一時の感情で退社して、給料は下がるが休みが多い会社に転職しました。(笑) 運良く現在の会社で18年過ごしていますが、一歩間違えれば路頭に迷っていたかもしれませんね。

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