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アーリーリタイアと読書 その9

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 アーリーリタイアと相性が良い趣味のひとつである読書。図書館で1日楽しく過ごせる方は、アーリーリタイア適正が高いと思います。私も読書がそれなりに好きなのですが、最近、興味をもった本がこちらです。

 垣根涼介著「涅槃 下」です。上巻を読んだのが12月上旬で、下巻を2カ月後の今、読んでいます。図書館利用のため、人気の上下巻を借りようとすると、このようなことになります。間が空き過ぎると読みたい欲が失せてしまったり、そもそも話を忘れたりしてしまったりするのが困るところですね。

 戦国時代三悪人の一人、宇喜多直家のお話です。なぜ直家が、暗殺や毒殺という武士らしくない手段を臆面もなく行使することができたのか、そして、晩年は毛利と織田という大国に挟まれて、どのような生き残り戦略をとったのか。今までの「悪人直家像」とは違った姿が描かれていて楽しいです。
 特に直家と、父替わりの商人・善定との絆には心動かされるはずです。
「何かを得ようとするなら、何かは手放す。生きるとはその痛みを伴う分かれ道の連続である。」

 しかし・・この小説、読んだ方なら分かると思いますが、直家の「エロ修行」がやたら長いです。なぜ、このシーンを長々と入れたのでしょうか? 上巻下巻ともに、妙に力を入れて描写されています。なぜ・・?(笑)

 戦国時代の群雄たちの小説は、私にとってアタリが多いです。ゲームでも4~5年前に発売されたKOEIの信長の野望・大志は、いまだにプレイしています。戦国時代ってなぜ、ここまで心が惹かれるのでしょうか?
 小学生の頃から、ファミコンの信長の野望・全国版が大好きだったり、親の本棚にあった山岡荘八の徳川家康を喜んで読んでいたので、その頃に「戦国=楽しいコンテンツ」とインプットされたのでしょうかね。2022年はKOEIから信長の野望の新作ゲームが発売されますので、とても楽しみです。

 過去作の中でも総プレイ時間が一番長い大志。おすすめです。

 戦国三悪人の筆頭と言ってよいでしょう。松永久秀の本です。
まさか久秀で泣かされるとは思いませんでした。読みやすくおすすめです。

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