スポンサーリンク

アーリーリタイアと読書 その2

読書 読書

 2021年マンガ大賞に選出された葬送のフリーレンを読んでみました。

~あらすじ~
 剣と魔法のファンタジー世界が舞台です。勇者、戦士、僧侶、そして主人公の魔法使いのパーティーで魔王を討伐し大団円・・から数十年後のお話です。勇者、僧侶は人間ですが、魔法使いは超長命種のエルフです。仲間の勇者、僧侶が寿命で死んでから、(戦士はドワーフのため人間よりは長生き)ある目的のため、かつての冒険の軌跡を辿るような旅に出るというストーリー。
 公式には本格“後日譚(アフター)”ファンタジー!!と書いてありました。

 ファンタジー世界、浪漫あって良いですよね。私も、たまにネットのいわゆる「なろう系」も目を通しています。この作品は、英雄たちの冒険譚の方が、容易に話が出来そうなところを、あえて、冒険終了後のアフターストーリーを主題にしたこと、寿命の違いによる別れや、せつなさにテーマを持っていくところが楽しいですね。
 ジャンル的にはどうなのでしょう? アクション、コメディ、ファンタジー、エモーショナルを混ぜた感じでしょうか? 絵柄も、ストーリーと、とても合っていて読みやすく、迫力もあり、感動できます。読みやすいので、一気読みできますよ。万人におすすめです。

 不老不死の悲哀というテーマで、40代のおじさんが脊髄反射で思い出したのは、

1.高橋留美子さんの人魚シリーズ3部作
 小学生のときに読んで、衝撃をうけました。人魚の肉を食べた主人公が不老不死になるが、良い事なんてあまり無いんで、老衰で死ぬために、人魚に会おうと奮闘するお話。かなり暗めです・・。
無限の時間あるなら格闘技くらい学んでくれ主人公・・。と思いました。(笑)

 とりあえず、第一作の「森」からどうぞ。

2.吸血殲鬼ヴェドゴニア 
 不老不死である吸血鬼になった主人公が奮闘する話です。本編終了して数十年後に、主人公が、自分を知っている最後の人間である弥沙子に会いに来るシーンだけ覚えています。相棒の吸血鬼が言います。「自分が知っている者がいなくなっていく、最初の100年が一番つらいのよ・・」と。
その後の、小野正利さんのエンディング曲とのコンボが美しかったですね。
↓は本を貼っていますが、ごめん実はこれ、もとは成人向けのゲームなんだ・・。

 もう一世代上なら、「火の鳥」とかを思い出すのですかねえ?

 しかし、良い時代になりました。こんな神曲がいつでも聞けるんですからね。
名曲をハシゴしているだけで、何日でも潰れてしまいます。(^-^;)

アーリーリタイアと読書の相性の良さについては、その1へ⇒移動する。

コメント